営業はしたたかだ。これは確かにそう思いますね。したたか、と言うよりは平然としているって感じかもしれません。営業をやっている人に話しを聞いてみましたが、やはり数多くの人と新車商談をしているのもあって、人に対してかなり慎重になるそうです。中には飲み屋さんとかで知り合った人と新車販売の話になり、そのまま販売へ。そしたら車だけ持ち逃げをされて、翌日には中古車オークションに出品されていた…と言った話もあったそうです。またお付き合いの長い車屋さん(モータース)に複数台の新車の注文をもらい、そのまま納車、お金を回収に行ったらその業者がもうそこにはいない…こんな経験もあったそうです。

これではさすがに慎重になりますよね。それが一般のお客さんの中でも、悪い事を考えている人もいるらしいので、したたかにもなりますよ。その時の損害額は4000万円だったそうです。会社での大きな問題になってしまい、大変な想いをされたと言っていました。新車の営業ってきれいな仕事に見られることがとても多いそうです。私もそう思いましたし。でも実際には、個人営業になりますので個人で責任を負ったり、自分自身でトラブルをもみ消したりしないといけない場面も多々あるとか。自腹を切って責任を取っている事もたくさんあるそうです。外から見ててそんな風にはみえないんですけどね。この話を聞いた時にはかなり驚かされました。

新車の値引きが厳しいとか、ノルマが厳しいとかの以前の問題で、法人営業と違うところはやはり個人営業だからという事なのでしょうか。会社に言えないところが多いのでしょうね。こんな理由からも営業マンがしたたがだ!と言われるのは仕方がないのでは。したたかじゃないとやってられませんよね、怖くて。そんな営業マンの本音のお話を伺ってゾッとしました。